アップル、LED・マイクロLED製造工場に3億3000万ドルを投資か

台湾調達サービスプロバイダー( CENS )によると、Appleは将来のiPhone、iPad、MacBookなどのデバイス向けにLEDとマイクロLEDディスプレイを製造するため、台湾の工場に3億3000万ドルを投資することを検討している。記事によると、このテクノロジー大手はLEDメーカーのEpistarと液晶パネルメーカーのAU Optronicsと提携し、新工場を建設する予定だという。

この工場は新竹サイエンスパークの龍潭分園区に建設され、この地域におけるAppleの事業拡大の一環となる。CENSよると、Appleはこのプロジェクトに取り組むため、開発チームを台湾に派遣したという。

OLEDと同様に、マイクロLEDは主にスマートウォッチやスマートフォンなどの小型で低消費電力のデバイスを対象としています。しかし、OLEDとは異なり、マイクロLEDは従来のGaN LED技術をベースとしており、OLEDよりも高い総輝度を実現しています。また、OLEDのような寿命の短さも問題としていません。

Appleは、2021年に12.9インチiPad Pro、16インチMacBook Pro、27インチiMacのマイクロLED版またはミニLED版を計画していると考えられている。(マイクロLEDはミニLEDとは異なります。主な違いは、前者はディスプレイを照らすためにバックライトを使用しないことです。)