AppleのiPhone市場シェアは出荷台数では低下しているものの、収益面では依然として優位を維持している。BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、ティム・ロング氏は、第3四半期のスマートフォン業界の営業利益のうち、Appleが103.6%を占めたと推定している。

アップルのシェアが100%を超えるのは、他のベンダーが同事業で赤字を出しているためで、その結果、アップルのスマートフォン事業の利益は業界全体の利益を上回っている。ロン氏は調査レポートの中で、前年同期にはアップルがスマートフォン事業の利益の90%を占めていたと述べた。
主要ベンダーの中で、サムスンはスマートフォンの利益でシェア0.9%で第2位だったと彼は述べた。前四半期のスマートフォン事業で赤字となった企業には、LGとHTCなどがある。
