音楽業界は、著作権侵害と価格下落によるほぼ20年間の衰退の後、Apple MusicやSpotifyなどの有料ストリーミングサービスの成長のおかげで、緩やかな回復を享受している。

ブルームバーグ・ニュースが入手した全米レコード協会(RIAA)の中間報告案によると、2016年上半期のレコード音楽小売支出は8.1%増の34億ドルに達した。これは、米国の音楽業界が2年連続で拡大するペースにあることを意味し、1998~1999年以来となる2年連続の成長となる。
「オンデマンドの音楽ストリーミングは、流行に敏感な大学生や若者がやるものではなくなってきている」と、元業界幹部で現在はニューヨーク大学で音楽ビジネスを教えているラリー・ミラー氏はブルームバーグに語った。
