Appleのパーソナルデジタルアシスタント「Siri」が、いつかあなたにささやきかけてくれるようになるかもしれません。Appleは特許を出願しています(出願番号:20170358301)。
ささやき声による応答を検出および/または提供するシステムおよびプロセスが提供される。一例では、ユーザからの音声を受信し、その音声入力に基づいて、ささやき声による応答を提供すべきと判断する。ささやき声による応答を提供すべきと判断されると、ささやき声による応答が生成され、ユーザに提供される。

Appleは特許出願の中で、ささやき声による応答は、例えばユーザーが他の同僚に囲まれて個室で作業している場合などに役立つと述べています。また、会議室で他の会議参加者と一緒に会議に参加しているときに、iPhone、iPad、またはApple Watchに質問を投げかけることも可能です。
また、図書館などで大声での会話が禁止されている場所で勉強しているときに、ユーザーがデバイスに話しかけることもあるでしょう。このような状況では、通常の会話とは異なる可能性のあるユーザーのささやき声をデバイスが認識し、ささやき声に応じた応答を返すことが重要だとAppleは述べています。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。