Apple Watchが登場した今、そろそろ「Apple Glove」の出番でしょうか？Appleは「センサーと触覚機能を備えた指装着型デバイス」の特許（特許番号20190004604）を出願しました。
特許出願によると、この手袋はコンピューターやヘッドマウントディスプレイの操作に使用できるとのことです。ユーザーの手の動きを感知し、それに応じて反応します。映画『マイノリティ・リポート』でトム・クルーズがコンピューターインターフェースを操作するために空中で行ったジェスチャーを思い浮かべてみてください。
Appleによる発明の概要は次のとおりです。「指装着型デバイスは、指装着型ユニットを含むことができる。指装着型ユニットはそれぞれ、力覚センサー、加速度計、その他のセンサーなどの部品や触覚出力デバイスの支持構造として機能する本体を有することができる。本体は、ユーザーの爪に隣接して載る部分によって連結された側壁部分を有することができる。本体は、金属などの変形可能な材料で形成することも、磁気吸引力、バネ、その他の構造を用いて互いに連結されたスライド式本体部分などの調整可能な構造で形成することもできる。」
「各指装着ユニットの本体は、U字型の断面形状を有し、本体がユーザーの指先に装着された際に各指の指腹が露出する形状を有し得る。制御回路は、センサーを用いて指の押下入力、指の横方向移動入力、および指のタップ入力を収集し、触覚出力デバイスを用いて触覚出力を提供することができる。」
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。
