Apple Musicとソニー傘下のレーベル、Ministry of Soundが独占プレイリスト契約を締結した。Appleの担当者がVariety誌に対し、この契約によりSpotifyは事実上排除されることになる。Music Business Worldwideが最初に報じたこの契約により、10月4日(木)よりMinistry of Soundブランドの独占プレイリストがApple Musicで配信される。

現在、同レーベルはSpotifyで「Dance Nation」「R&B Mixtape」「Ibiza Anthems」など、複数の人気プレイリストを配信している。情報筋によると、Variety誌はこれらのプレイリストがSpotifyやApple以外のストリーミングサービスから数日中に削除される予定だと報じた。
ミニストリー・オブ・サウンド・グループは、ロンドンを拠点とするマルチメディア・エンターテインメント企業で、ナイトクラブ、シェアワークスペース、会員制クラブ、世界規模のイベント運営、音楽出版事業、フィットネススタジオなどを展開しています。2016年8月10日、ミニストリー・オブ・サウンドのA&Rおよびコンピレーション・レコーディング事業がソニーミュージックに買収されたことが発表されました。
Ministry of Sound名義のすべてのレコーディングの権利は現在ソニーが保有しており、Ministry of Soundの残りの事業は元のグループ内に留まります。Ministry of Soundは、アーティスト&レパートリー部門とコンピレーション部門の2つの部門に分かれた独立系レコードレーベルです。