AdobeがiSubstance 3Dツールに機能を追加

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Adobe は、経験豊富な 3D クリエイターと、作品に新たな次元を加えたいと考えている 2D クリエイターの両方のニーズに応える、iSubstance 3D ツール全体にわたる新たなイノベーションを発表しました。 

Adobe の 3D およびメタバース担当副社長兼責任者である Sebastien Deguy 氏によると、3D ツールの新機能は次のとおりです。

  • Adobe Substance 3D Modelerで3D制作:楽しく高速なジェスチャーベースの3Dアセット作成ツールであるSubstance 3D Modelerを使えば、アーティストやプロダクトデザイナーはデスクトップコンピューターとハンドヘルドコントローラーを備えたVRヘッドセットをシームレスに切り替えることができます。Modelerは、従来の3Dモデリング技術のアクセスを制限してきた急峻な学習曲線を回避し、「ハンズオン」アプローチを採用することで、3Dでのアイデア共有プロセスを加速・簡素化します。
  • Adobe Substance 3D Samplerで現実世界の表面テクスチャを3Dで再現:現在ベータ版として提供されているAdobeの新しい3D Capture機能により、クリエイターは物理オブジェクトを迅速にデジタルアセットに変換できます。AIと写真測量技術のおかげで、誰でもカメラや既存の画像セットを使って現実世界のオブジェクトをキャプチャし、Adobe Substance 3D Samplerを活用してテクスチャ付きの3Dモデルを生成できます。3Dデザイナーとして初めて取り組む方でも、従来の技術的なモデリングワークフローを習得することなく、3D Captureを使えば3Dモデルとベーステクスチャを迅速に作成できます。
  • Apple Silicon による速度と安定性の向上を体験: Substance 3D ツールは Apple Silicon (M1 および M2 シリーズを含む) チップを活用するようになり、Mac ユーザーの速度と安定性が向上しました。
  • Adobe Aero の iOS App Clips 統合により、AR コンテンツへの超高速アクセスを実現: iOS デバイス上の Adob​​e Aero 搭載エクスペリエンスで App Clips が利用可能になり、視聴者がアプリをダウンロードすることなく AR エクスペリエンスを高速表示できるようになりました。App Clips のサポートにより、Aero はアーティストが iPhone 上で没入感のある AR コンテンツを制作・配信するための最速の手段の一つとなります。

デニス・セラーズ

デニス・セラーズはApple World Todayの編集者兼発行人です。1995年から「Appleジャーナリスト」として活躍しています(最初の大手AppleニュースサイトであるMacCentralの立ち上げから)。読書、ランニング、スポーツ、映画鑑賞が大好きです。