ウエスタンデジタルを含むグループは、東芝のメモリチップ部門買収の資金調達のため、アップルから約500億円(約4億6400万米ドル)の出資を求めていると共同通信が報じた。

関係筋によると、今週初め、米企業は合弁事業におけるより強い立場と引き換えに、コンソーシアムへの資金提供から手を引くことを申し出ており、アップルにも資金提供の協力を期待しているという。しかし、共同通信によると、ウエスタンデジタルが当初入札の一環として支払う予定だった150億円を、コンソーシアムの他の企業が上乗せして支払うかどうかは不透明だという。
東芝は中核事業であるメモリチップ事業をスピンオフさせ、外部投資家を募っている。アップルは、この動きによってiPhoneなどの製品向けメモリ技術を固定化できるため、関心を示しているようだ。