Apple Cardは米国のカード市場で「重要な」プレーヤーになる可能性がある

バロンズが報じたように 、英国の多国籍銀行・金融サービス持株会社(世界第7位の銀行)HSBCは顧客向けメモの中で、アップルの次期クレジットカード「Apple Card」が「米国カード市場における重要なプレーヤー」になる可能性があると述べている。

HSBCのナイジェル・フレッチャー氏は、「巨大な潜在的ターゲット市場」について楽観的な見方を示しており、Apple Cardの1億4,600万人の米国成人会員の半数が今後数年間でApple Cardを利用するようになる可能性もあると指摘する。フレッチャー氏は、Apple Cardの発行5年目までに未払い残高が500億ドルを超え、米国クレジットカード発行会社トップ10にランクインするほどの規模になると見ている。 

彼は、初年度の純利益が3億ドル、5年目には15億ドルに達すると見積もっている。ゴールドマン・サックスとアップルの収益分配率が70%対30%と仮定すると、2年目には「ゴールドマン・サックスの税引前利益は5億ドルになる」。

今夏には、Apple Card が iPhone の Apple Wallet アプリに組み込まれ、顧客はスマートフォン上でカードを管理できるようになります。