Appleは、Xcode 10.2で使用できるSwift 5をリリースしました。大きな特徴は、Appleプラットフォーム（macOS、iOS、watchOS、tvOS）間でのアプリケーションバイナリインターフェースの安定性です。
SwiftはAppleのプログラミング言語です。XcodeはmacOS用の統合開発環境（IDE）で、Swift（Appleのプログラミング言語）を使用してmacOS、iOS、watchOS、tvOS向けのアプリを作成できます。
AppleはSwift 5について次のように述べています。「macOS、iOS、watchOS、tvOSにおけるSwiftのABIの安定化は長年の目標でした。安定したABIはあらゆる言語の成熟にとって重要なマイルストーンですが、Swiftエコシステムにとっての究極のメリットは、アプリとライブラリのバイナリ互換性を実現することでした。この記事では、Swift 5におけるバイナリ互換性の意味と、Swiftの今後のリリースでどのように進化していくのかについて説明します。」
「他のプラットフォームはどうなのかと疑問に思うかもしれません。ABIの安定性は、コンパイルおよび実行される各オペレーティングシステムごとに実装されています。SwiftのABIは現在、Appleプラットフォーム上のSwift 5で安定していると宣言されています。Linux、Windows、その他のプラットフォームにおけるSwiftの開発が成熟するにつれて、SwiftコアチームはこれらのプラットフォームでのABIの安定化について評価していく予定です。」
