CNETによると、Apple Musicの責任者オリバー・シュッサー氏が、4月30日に同社を退社するルーク・ウッド氏の後任として、Beatsのトップに就任することになる。

Appleは経営陣の交代を公式に発表していないが、インターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデントのエディ・キュー氏は、ここ数週間、Appleの従業員に対しメールでこの交代について説明していた。Beatsの広報担当者はCNETに対し、ウッド氏の退任後、シュッサー氏がBeatsを率いることを確認した。シュッサー氏は引き続きApple Musicとインターナショナルコンテンツも担当し、キュー氏に直属する。
シュッサー氏は2018年4月11日、Appleのストリーミング音楽部門の責任者に任命されました。それ以前はiTunes Internationalの副社長を務めていました。シュッサー氏は、App Store、iTunesの映画・TVポータル、iBooks、Apple Podcastsなど、米国以外での取り組みを主導してきました。
AppleがBeatsブランドを段階的に廃止し、すべてのオーディオ製品をAppleブランドで発売するのではないかとの憶測が飛び交っています。しかし、キュー氏はAppleは「Beatsブランドに引き続き注力し、音楽ポートフォリオにおけるその役割をしっかりと維持していくことの重要性を認識しています」と述べています。