感情に基づくブランド調査としては最大規模を誇るMBLMの「ブランド親密性2017年レポート」によると、上位にランクインした親密ブランドは、過去10年間、売上高と利益においてS&P500指数とフォーチュン500指数を上回り続けています。米国で最も親密なブランドはAppleで、次いでDisneyとAmazonとなっています。

トップ10には、ハーレーダビッドソン、Netflix、任天堂、サムスン、ホールフーズ、BMW、トヨタがランクインしています。コンサルティング、ブランディング、エクスペリエンス、テクノロジーサービスを提供するMBLMによると、AmazonとAppleは、年齢層や所得層を問わず、他の企業よりも成功を収めています。
ブランド・インティマシーとは、人とブランドの間にある感情的な絆を活用し、強化する新しいパラダイムと定義されます。MBLMのマネージングパートナーであるマリオ・ナタレッリ氏によると、S&P500企業とフォーチュン500企業のトップブランドが、トップのインティマシーブランドと同じ成長率を達成した場合、平均的なS&P500企業は77億ドルの売上高と53億ドルの利益を追加で生み出していたでしょう。また、平均的なフォーチュン500企業は203億ドルの売上高と29億ドルの利益を追加で生み出していただろうとナタレッリ氏は付け加えています。
今年のレポートには、感情に基づいた包括的なブランドランキングが掲載されており、米国、メキシコ、UAE(アラブ首長国連邦)の15業界にわたる6,000人の消費者の反応と54,000件のブランド評価を分析しています。MBLMのレポートとインタラクティブなブランドランキングツールは、約400ブランドのパフォーマンスを紹介しています。
