IT専門家のうち、Apple製品はWi-Fiベースの攻撃に対して非常に脆弱だと考えているのはわずか19%

Spiceworksは、企業が社内および公共Wi-Fiネットワーク上でデータとデバイスをどのように保護しているかを調査した新たな調査結果を発表しました。この調査では、従来のコンピューティングデバイス、特にApple製品に関連するWi-Fiリスクは、はるかに低いと認識されていることが明らかになりました。 

Appleのノートパソコン、タブレット、スマートフォンがWi-Fiベースの攻撃に対して非常に脆弱であると考えているIT専門家はわずか19%です。一方、WindowsとAndroidデバイスが非常に脆弱であると考えているIT専門家は30%でした。

Spiceworksの調査によると、ITプロフェッショナルはIoT(モノのインターネット)デバイスがWi-Fiベースの攻撃に対して最も脆弱であると考えているものの、組織の50%がIoTデバイスを自社のWi-Fiネットワークに接続しています。この調査結果は、組織がWi-Fiセキュリティ強化のための対策を講じているにもかかわらず、多くのITプロフェッショナルがIoTデバイス上の企業データを安全に保つ能力に自信がないことを示しています。

IoT デバイスのうち、IT プロフェッショナルの 52% は、スマート ライトやサーモスタットなどの IP 対応コントローラーが Wi-Fi ベースの攻撃に対して非常に脆弱であると考えています。続いて、IP 対応家電 (49%)、ビデオ機器 (42%)、接続プロジェクターなどの電子周辺機器 (40%) が脆弱であると考えています。 

さらに、ITプロフェッショナルの35%以上が、ウェアラブルデバイスやセンサーは非常に脆弱であると考えています。しかし、Spiceworksの調査によると、IoTデバイスへのサイバー攻撃への対応能力に自信を持っているITプロフェッショナルはわずか36%です。