Appleは3月のプレスイベントで、MacBookというシンプルな名称の新しい超薄型ノートパソコンを発表しました。エッジ・トゥ・エッジディスプレイを搭載したこの12インチノートパソコンは、重さわずか2ポンド（約900g）、薄さは13.11mmです。また、フルサイズキーボードは、新しいバタフライ機構によって改良され、打鍵時の感触を向上させるとともに、キーボードの薄型化も実現しました。さらに、各キーに独立したLEDが搭載されており、暗い場所でもバックライトの視認性が向上しています。
Appleは新型MacBookのトラックパッドも刷新し、感圧式のForce Touchトラックパッドを搭載。これにより、強めのクリックジェスチャーなどの新しい操作が可能になります。また、このMacBookは新しいユニボディデザインを採用することでファンを廃止し、Apple史上初の完全ファンレス設計を実現したMacBookとなりました。もう一つのユニークな特徴は、USB-Cコネクタ1つで充電用USB、DisplayPort、HDMI、VGAの各接続を可能にするシングルポート設計です。
MacBookは、1.3GHzのIntel Core Mプロセッサを搭載し、ターボチャージ機能によりプロセッサ速度を2.9GHzまで加速します。新しいMacは、ワイヤレスWeb利用で最大9時間、iTunes再生で最大10時間、一日中使えるバッテリー駆動時間を実現します。その他の機能として、Bluetooth 4.0と802.11ac Wi-Fi接続が搭載されています。
新型MacBookは4月10日より発売開始。エントリーモデルは8GBのRAMと256GBのSSDを搭載し、価格は1299ドル。カラーバリエーションはシルバー、スペースグレイ、ゴールドからお選びいただけます。
このニュースに関する私たちの見解：
MacBookラインナップの素晴らしいアップデート。MacBook Air、MacBook、MacBook Proの3モデルが新たに登場しました。Appleが3つの異なるMacBookモデルを設計・開発するという動きは、確かに興味深いものです。MacBookが登場したことで、MacBook Airは廃止されるのでしょうか？それとも、この新モデルを受けてMacBook Proのラインナップが変化するのでしょうか？
