Appleは「電子時計用クラウン」に関する特許(202004196)を取得しました。これは、Touch IDセンサーを搭載したApple Watchの登場を示唆しています。おそらく、デジタルクラウン自体にセンサーが内蔵されるのでしょう。
デジタルクラウンは、機械式時計のクラウンに対するAppleの回答です。iPhoneのホームボタンのように、デジタルクラウンを押すとホーム画面に戻ることができます。

特許データによると、Appleはスマートウォッチのクラウンについて言及しており、このクラウンには、ユーザーによるクラウンの操作を検知する光学式センサーシステムが搭載されています。ユーザーは、クラウンを回転させたり、指をクラウンの表面でスライドさせたりすることで、クラウンを操作することができます。ユーザーの指の動きを検知するために、ユーザーがクラウンを操作する際に触れる部分にウィンドウが設けられる場合があります。
このウィンドウは、スマートウォッチのハウジング内に配置された画像センサーによってユーザーの指の画像を撮影することを可能にする。例えば、スマートウォッチはユーザーの指の動きの速度と方向を検知し、検知された動きによって示される速度と方向に沿って、時計のディスプレイに表示されるグラフィック出力を動かすことができる。
特許の概要は次のとおりです。「電子時計は、電子時計の側面を規定するハウジングと、ハウジングに結合され電子時計の前面を規定する透明カバーと、撮像素子と、ハウジングの側面から延び撮像面を規定するリューズとを備える。リューズは、撮像面に接触する物体の像を撮像素子上に導くように構成された光誘導機構を備えてもよい。」