ウォール街のアナリストによる最近の悲観的な見通しを見ると、Appleとそのサプライヤーは皆、倒産寸前だと思うかもしれません。しかし、全くの誤解です。Digitimesの報道によると、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)は、2018年モデルのiPhone向けA12システムオンチップ(SoC)の製造を予定しており、非常に高い収益性を見込んでいるとのことです。

Appleの現在のiPhoneラインナップは、10nm製造プロセスを採用したA11 SoCを搭載しています。A12は7nmプロセスを採用すると予想されています。チップウェーハに機能をエッチングする際に、数ナノメートルの違いはどれほど大きな違いをもたらすのでしょうか?プロセスが小さいほど、SoCあたりの製造コストは低下し、チップは発熱を抑えながら高速に動作できます。
A12は、7nmプロセスを採用した初の量産チップになると予想されています。2018年のiPhoneの売上が2017年より減少したとしても、TSMCは新SoCの価格を引き上げることができると予想されています。A12は、5.8インチOLEDスクリーンを搭載したiPhone Xの新型、6.5インチOLEDスクリーンを搭載した「iPhone X Plus」、そしてより手頃な価格の6.1インチLCDモデルの3つの新型iPhoneに搭載される可能性が高いでしょう。
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