Appleによると、この夏、ギャローデット大学の学生と教職員に特別なウェルカムキットが配布されました。キットの中には、スウェットシャツ、ステッカー、ノートなど、大学のマスコットであるバイソンの必需品が入っていました。さらに、学生と教職員全員に新しいiPad Pro、Apple Pencil、Smart Keyboard Folioが配布されました。

ギャローデット大学は、聴覚障害のある児童・生徒のための教育を目的とした、連邦政府認可の私立大学です。ワシントンD.C.にある99エーカーのキャンパス内に位置しています。1864年に設立されたギャローデット大学は、もともと聴覚障害のある児童・生徒のための文法学校でした。
「Apple社が私たちとこの刺激的なコラボレーションを実現し、また様々な形でサポートしてくださったことに感謝しています」と、ギャロデット大学のロバータ・J・コルダノ学長は述べています。「Connected Gallaudetは新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前から準備が進められていましたが、秋学期の授業を完全オンライン化したことで、私たちにとって大きな変革となりました。」
Appleは、ギャローデット大学卒業後の学生にもテクノロジー分野で活躍する機会を提供しています。ワシントンD.C.にあるApple Carnegie Libraryは、ギャローデット大学と共同で複数の採用活動を行っており、現在30名以上の聴覚障害者コミュニティのチームメンバーを雇用しています。その多くはギャローデット大学の卒業生です。
また、今秋、Appleとギャロデット大学は協力し、情報技術、コンピュータサイエンス、その他の科学、技術、数学分野の学位取得やコースワークを目指す、障害のある有色人種の学生を対象とした奨学金制度を導入しました。この新しい奨学金制度により、学生はAppleのワールドワイド・デベロッパーズ・カンファレンス(WWDC)への参加機会も得られます。