私は長年Appleを擁護してきました。スティーブ・ジョブズ復帰後の砂漠を彷徨うような時代でさえも。しかし、Appleは欲張りになったと言う人たちの意見には同感です。そう、先週の「Hello, Again」イベントで発表された新型MacBook Proのことです。

このノートパソコンは前モデルより高価(約200ドル)です。少し寛大に(どうやらAppleはもう寛大ではないようですが)、革新的なTouch Bar(確かに見た目はクールです)のおかげだと考えています。また、Appleが新しいKaby LakeチップではなくSkylakeプロセッサを採用したのは、後者がまだ広く普及していないためです。しかし、以下の点は無視できません。
- Appleは電源延長ケーブルを同梱していません。私の記憶ではノートパソコンにはずっと付属していたはずですが。もちろん19ドルで購入できます。
- AppleはiPhone接続用のドングルを同梱していません。新しいiPhone 7または7 PlusをMacBook Proに接続したいですか? そのためにはさらに19ドルかかります。
これら2つは箱に含まれているはずで、追加購入する必要はありません。また、SDカードを接続するためのドングル(49.95ドル)、イーサネットアダプター(34.95ドル)、Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプター(49ドル)も必要です。
まあ、少なくともヘッドホンは繋げられる。ただ、iPhone 7/7 Plusから3.5mmオーディオジャックを外すのに勇気が必要だったのに、なぜ新しいMacラップトップにはそれが残っているのか、その答えが知りたい。
MagSafe コネクタがないことについて言及するつもりはありません。
それから、MacBook Proは多くのプロフェッショナルにとって「プロ」レベルに達していないという意見(私も同感です)もあります。RAMは16GBという制限があります。本当でしょうか?Appleは、RAMを増やすには「消費電力が大幅に増加し、ノートパソコンとしては効率が悪くなるメモリシステムが必要になる」と述べています。でも、多くのプロユーザーは、バッテリー駆動時間が多少短くても、メモリのポテンシャルがもっと高くても妥協するのではないでしょうか。
もしAppleが製品をどんどん薄くすることにこだわっていなければ、両方の長所を兼ね備えた製品が実現できただろうか?もしかしたら、そうかもしれない。たとえそれが実現不可能だとしても、誰かがApple(特にジョナサン・アイブ)に、洗練されたデザインと製品に必要な機能の間には境界線があることを教えてやらなければならない。そして、Appleは今、その境界線を危うく越えようとしているのだ。
