ティム・クック氏、Apple Watchの売上が落ち込んでいるという説を否定

AppleのCEOティム・クック氏は、Apple Watchの販売台数が2015年第3四半期の390万台から2016年第3四半期の110万台へと前年比71%減少したとするIDC調査グループのデータを否定した。

同氏はロイター通信に宛てた電子メールの中で、この機器のセルスルー(小売店の棚に単に並べられているのではなく、消費者にどれだけ売れたかを示す指標)が2016年第3四半期に過去最高に達したと述べた。

「当社のデータによると、Apple Watchは好調で、今年のホリデーギフトの中でも最も人気のある製品の一つになりそうです」とクック氏は記した。「売上の伸びは桁外れです。実際、ホリデーショッピングの最初の週では、Apple Watchの売上は製品発売以来最高の週となりました。そして予想通り、Apple Watchにとって過去最高の四半期となる見込みです」と彼は述べた。

しかし、同CEOはスマートウォッチの具体的な売上高についてのロイター通信の要請には応じなかった。