アップルは最高裁にSPIP請願の棄却を求めている

law360.com によると、Apple 社と Cisco Systems 社は、両社がインターネット音声通話特許を侵害していないとする下級裁判所の判決を連邦巡回控訴裁判所が支持した際に何の説明も示さなかったとして、SPIP Litigation Group 社の申し立てを却下するよう米国最高裁判所に要請した (記事全文を読むには購読が必要)。

SPIP(Straight Path IP Group)の申立ては、コンピュータネットワーク上でポイントツーポイント通信を確立するための新しい方法を主張する4件の特許に関するものです。これらの特許は、特許審判部(PTAB)および連邦巡回控訴裁判所の2件の判決によって有効と認められました。 

請願書には、以下のように記載されています。「請願者は、特許侵害を主張し、被告の管轄地域であるカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所において、Apple社とCisco Systems社を提訴しました。未発表の判決において、地方判事はApple社とCisco Systems社に略式判決を下しました。判事は、請願者が連邦巡回控訴裁判所に上訴した際の口頭弁論において、請願者の弁護士が行った発言によって請願者の特許請求の範囲が狭められ、Apple社とCisco社のシステムは請願者の特許を侵害していないと判断しました。」