ゴールドマン・サックスのアナリストによると、Appleの成長を続けるサービス収入の20%以上はGoogleからのものだという。同社のサービス収入は、iTunes、iCloud、Apple Music、Apple Pay、AppleCare、そして各種App Storeなどから得られている。

しかし、ゴールドマン・サックスは、Googleが2018暦年中にAppleにトラフィック獲得コスト(TAC)として約95億ドルを支払ったと推定している。GoogleはAppleに対し、同社の様々なデバイスにデフォルトのエンジンを提供する対価として支払っている。同社によると、サービス料は2019年もAppleのサービス収入の大部分を占め続けるものの、成長率は鈍化する見込みだ。
しかし、グーグル経由のセグメントのシェアは減速しており、アップルは「プライム」バンドルでその差を埋める必要があるかもしれないとゴールドマン・サックスはCNBCが入手したメモの中で述べた。
「アップルは、今年の春夏に展開予定のオリジナルビデオを含む『アップルプライム』バンドルの立ち上げを成功させることで、サービス部門の売上高を1桁台半ばから後半の成長に戻す必要があるだろう」と同社は述べた。