Apple Payが英国で開始

Apple Payが米国のモバイル決済業界に衝撃を与えてからわずか9ヶ月、新たな国が決済サービスの対象国に加わりました。本日より、iPhone 6、iPhone 6 Plus、Apple Watchのユーザーは、英国内の25万か所以上の店舗で商品やサービスのお支払いができるようになります。

英国でのサービス開始に既に参加している金融機関には、アルスター銀行、サンタンデール銀行、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド、ナットウエスト銀行、ネイションワイド銀行、ファースト・ダイレクト銀行、アメリカン・エキスプレス銀行などがある。ハリファックス銀行、ロイズ銀行、バンク・オブ・スコットランド銀行も今秋に加盟する予定だ。HSBCは今月中にサポートを追加する予定で、当初は自社の非接触型決済システム「bPay」のみをサポートするとしていたバークレイズ銀行は、Apple Payのサポートを全面的に支援すると表明したが、顧客への展開時期は未定となっている。 

クレジットカード会社としては、Visa、MasterCard、American Expressが協力を表明しています。小売店では、Boots、Waitrose、Pret、そしてロンドン交通局などが対応しています。英国でApple Payが利用可能になったことで、中国、カナダなどの主要市場もまもなくこれに追随すると予想されます。