DigiTimesは昨日、AppleのメーカーであるFoxconnがiPhone Xの中国からの出荷を開始したと報じたが、初回出荷分は「わずか」約4万7000台にとどまっている。FoxconnはiPhone Xの生産量を週10万台から40万台に増やしているものの、供給は依然として需要に追いついていないと記事は付け加えている。

同じ報道機関は、チップベンダーは生産の遅延や出荷量の減少について「認識していない」と報じている。また、iPhone X用のチップの納入は予定通りだと報じている。DigiTimesによると、新型iPhone向けのチップ受注は全体として2017年第4四半期まで増加し、翌年第1四半期から減速し始めるという。
次世代Appleスマートフォンの注文は10月27日に開始され、11月3日に出荷される。iPhone Xは64GBと256GBのモデルで提供され、価格は999ドルからとなる。