AppleとVerizonは、顧客がVerizonまたは任意の通信事業者のスマートフォンの全機種を下取りに出し、初期費用ゼロ、月額費用ゼロまたは低額でiPhone 12シリーズのどのモデルにもアップグレードできるプログラム、Verizon 5G Fleet Swapを導入した。
「iPhone 12シリーズは、全く新しいデザイン、先進的な5G体験、業界をリードするセキュリティ、そしてスマートフォン史上最速のチップであるA14 Bionicを搭載し、ビジネスに最適です」と、Appleのマーケット・アプリケーション・サービス担当バイスプレジデント、スーザン・プレスコット氏はプレスリリースで述べています。「Verizonの屋内対応5G超広帯域通信と、企業向けの全く新しいデバイスプランである5Gフリートスワップを組み合わせることで、企業はパワフルなiPhone 12シリーズと5Gを活用した革新的なモバイルアプリをこれまで以上に簡単に構築できるようになります。」
彼女はさらに、Verizon の 5G ネットワークで新しい iPhone 12 シリーズを使用するビジネス顧客は、Verizon 5G Ultra Wideband が提供する次のような前例のない速度、大容量、超低遅延を活用したアプリで新しい体験を実現できる可能性があると付け加えています。
° IBM：iPhone 12モデル向けに設計されたIBMのMaximo Visual Inspectionアプリを利用することで、メーカーはデバイス上の機械学習を用いて生産ラインの欠陥をリアルタイムで監視し、異常検出を自動化・拡張することで効率性を向上させることができます。A14 BionicのNeural Engineを搭載し、IBM AIプラットフォームでトレーニングされたiPhoneのCore MLモデルは、製造現場内のVerizon 5Gネットワークを介して、数百の検査ポイントに画像を送信できます。
° JigSpace：JigSpaceは、人工呼吸器などの技術機器のトレーニングやメンテナンスを支援する、非常に詳細な拡張現実（AR）体験を通じて、ドキュメント、説明書、マニュアルへの迅速なアクセスを提供します。AppleのARKitとiPhone 12 Proに内蔵されたLiDARスキャナのパワーを活用することで、「Jig」と呼ばれる3D ARモデルを、テーブルや作業スペースなどの環境に配置できます。Verizon 5G Ultra Widebandを利用することで、数百メガバイトにも及ぶデータ量になることもあるJigがほぼ瞬時に表示され、フィールドサービス技術者が修理状況を視認したり、他の作業員とリアルタイムで共同作業を行ったりすることが可能になります。
° OsiriX：OsiriX HD iOSアプリは、高解像度の放射線画像を臨床医の手のひらで提供します。外科医は、病院の画像サーバーから合計ギガバイト単位の高解像度MRI/CTスキャンデータを、Verizonの5G接続を備えたiPhone 12モデルで確認できるため、患者のニーズに合わせた手術計画をより適切に立てることができます。
