Appleは、「タッチスクリーンデバイスにおける背面からの力の検出」に関する特許(番号20170269785)を出願しました。これが実現すれば、iPadやiPhoneの背面にもタッチコントロールが搭載されることになります。
特許出願の中で、Apple は、ボタンやキー、マウス、トラックボール、ジョイスティック、タッチ スクリーンなど、多くの種類の入力デバイスを使用してコンピューティング デバイスに入力できるが、特にタッチ スクリーンは操作が簡単で多用途であるため、ますます人気が高まっていると述べています。

ユーザーがモバイルデバイスを手に持ち、操作する際、手や指がデバイスの背面に接触する形でデバイスを保持することがあります。デバイスを操作する際、デバイスの背面に触れている手の部分が、意図せず、あるいは意図的に、デバイスの背面に力を加えてしまう可能性があります。Appleは、ユーザーが意図した場合にのみ反応する背面タッチコントロールを実装することで、この問題を解決したいと考えています。
Appleによる発明の概要は次のとおりです。「一側面において、本開示は、デバイスの力検知層に加えられた力を検出し、デバイスのタッチスクリーン層に加えられたタッチ接触を検出することを含む方法に関する。また、この方法は、力検知層によって検出された力の位置および/または量がタッチ接触と相関しているかどうかを判定し、相関している場合はその力を前面の力として扱い、力検知層によって検出された力の位置および/または量がタッチ接触と相関していない場合は、その力を背面の力として扱うことを含む。検出された力の種類に基づいて、マルチタスクアプリケーションの切り替え、コンテンツまたはビューポートの操作など、背面に特有のアクションを含む適切なアクションが実行される。」
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。