Appleは、デジタルオーディオ出力ポートを備えたワイヤレスヘッドセット(AirPodsなど)用のキャリングケースに関する特許(特許番号10,085,083)を取得しました。このケースは、長らく発売が遅れているAppleのワイヤレス充電器AirPowerがもし発売されたら、その充電器用に設計されたものと思われます。

特許によると、AirPodsケースはワイヤレスイヤホンを収納し、ケースに入れた状態で充電できるよう設計されています。興味深いことに、ケースには独自の無線技術が搭載されており、ケースに入っていない状態でも、ワイヤレスではない音源(おそらくiPhone、iPad、Macなど)からの音声をAirPodsにワイヤレスで送信できます。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。