Appleがサードパーティ製Apple Watchバンドのガイドラインを公開

究極のApple Watchバンドを作って大儲けしたいって?でも、ちょっと待ってください。Appleのガイドラインを忠実に守らなければなりません。しかも、かなり厳格なんです。Appleは開発者リソースのウェブページに「Apple Watch用バンドデザインガイドライン」というPDFドキュメントを追加しました。その要件は実に素晴らしいものです。

まず、バンドにはApple Watchのバンドインターフェースと噛み合う2つの特殊なラグが組み込まれ、バンドが誤って外れてしまうのを防ぐ「ラグラッチ」機能も必要です。バンドに磁気充電器を組み込むことはできません。おそらく何百万人もの開発者が恐怖の叫びを上げ、そして突然沈黙させられたのでしょう。 

でも、それだけではありません。時計に内蔵された心拍センサーとの互換性を確保するため、バンドの長さ調整ピッチは「中心から中心まで7mm未満」である必要があり、ラグ本体とラグラッチの推奨素材リストも公開されています。 

さらに、Appleは特定の素材をバンドに使用しないよう、厳しい環境規制を設けています。絶滅危惧種の動植物は、バンドにもパッケージにも使用が認められていません。サイの角で作られたバンドを期待していた方は、残念ながら残念ながら入手できません(あなたもひどい人です)。 

ライターのスティーブン・アキノ氏は、アクセシビリティの観点からこれらのガイドラインが興味深いと感じ、昨日のツイートで次のように述べています。

Apple Watch 用のサードパーティ製バンドは、メーカーがより簡単に締めたり外したりできる方法を提供できるという点で、アクセシビリティの観点から興味深いものです。

— スティーブン・アキノ (@steven_aquino) 2015年5月5日

ガイドラインは、たとえ素晴らしく描かれた寸法図を見るだけでも、実に楽しく読める内容です。こうした図面作成に長けていたAppleの共同創業者ロン・ウェインが、かつてのAppleが成し遂げた成果を目にする機会があったことを願います。