macOS High Sierraのディスクユーティリティを使えば、他人に無断で見られたくない機密文書を暗号化されたディスクイメージに保存し、安全なディスクイメージを作成できます。手順は以下のとおりです。

- [ファイル] > [新規画像] > [空白の画像] を選択します。
- ディスクイメージのファイル名を入力し、必要に応じてタグを追加し、保存場所を選択します。この名前はFinderに表示されるもので、ディスクイメージファイルを開く前に保存する場所になります。
- 「名前」フィールドにディスクイメージの名前を入力します。この名前は、ディスクイメージを開いた後にデスクトップとFinderのサイドバーに表示されます。
- 「サイズ」フィールドにディスク イメージのサイズを入力します。
- フォーマットポップアップメニューをクリックし、ディスクのフォーマットを選択します: Mac OS 拡張 (ジャーナリング) または Mac OS 拡張 (大文字と小文字を区別、ジャーナリング)
- 「暗号化」ポップアップメニューをクリックし、暗号化オプションを選択します。
- ディスク イメージのロックを解除するためのパスワードを入力して再入力し、[選択] をクリックします。
- (このパスワードを忘れると、ディスク イメージを開いてファイルを表示できなくなりますのでご注意ください。)
- 残りのオプションについてはデフォルト設定を使用します。
- [パーティション]ポップアップ メニューをクリックし、[単一パーティション - GUID パーティション マップ] を選択します。
- 「イメージフォーマット」ポップアップメニューをクリックし、「読み取り/書き込み」ディスクイメージを選択します。
- [保存] をクリックし、[完了] をクリックします。
- ディスクユーティリティは、Finder で保存した場所にディスクイメージファイルを作成し、デスクトップと Finder サイドバーにディスクアイコンをマウントします。Finder で、保護したい書類をディスクイメージにコピーします。
- 元の書類を消去して復元できないようにしたい場合は、書類をゴミ箱にドラッグし、「Finder」>「ゴミ箱を空にする」を選択します。
セキュアディスクイメージ内のドキュメントを使い終わったら、必ずディスクイメージを取り出してください。デスクトップ上でアクセスできる限り、あなたのコンピュータアカウントにアクセスできる人なら誰でも、そのディスクイメージ内のドキュメントを使用できます。
ディスクイメージ内のデータにアクセスするには、それをダブルクリックします。ディスクイメージはデスクトップに表示され、ディスクと同じようにファイルの追加、削除、編集が可能です。