将来のApple Pencilは「テクスチャシミュレーションフィードバック」を提供する可能性がある

新たに付与されたAppleの特許(特許番号10,691,209)によると、将来のApple Pencilは「テクスチャシミュレーション」のための触覚フィードバックを提供する可能性がある。

アップルは、スタイラスペン(同社はApple Pencilはスタイラスペンではないと述べているものの)を使って電子機器のタッチパネルに触れることで入力できるようになると述べている。タッチパネルには、質感を感知するタッチセンサーが搭載される可能性があり、ApplePencilで書いたり描いたりする際、デジタルデバイスではなく紙で書いているような感覚がさらに増すだろう。 

発明の概要は次のとおりです。「スタイラスはハウジングとチップを備えることができる。力覚検知システムは、チップに力が加えられた際に、ハウジングに対するチップの動きを検出することができる。触覚フィードバックシステムは、例えば、チップとハウジングに接続された磁性素子に磁場を誘導することにより、ハウジングに対するチップの動きを制御することができる。」 

触覚フィードバックは、スタイラスペンでテクスチャのある表面に描画する感覚を再現するために使用できます。そのため、入力に使用したのと同じペン先で、使用中に触覚フィードバックを受け取ることができます。ユーザーは、ペン先に触覚フィードバックが適用されている間も、入力にペン先を使い続けることができます。