Apple と Salesforce は、顧客関係管理プラットフォームと iOS を統合し、ビジネス向けの新しいモバイル アプリを実現する戦略的パートナーシップを発表しました。
SalesforceはAppleと協力し、iOS専用の新機能を搭載し、ネイティブモバイルプラットフォームに対応するようアプリを再設計します。また、両社は、新しいSalesforce Mobile SDK for iOSと、Salesforceの無料ウェブベース学習プラットフォームであるTrailheadで提供される新しいiOSアプリ開発コースを通じて、数百万人のSalesforce開発者が独自のネイティブアプリを構築するためのツールとリソースを提供します。

Salesforce の会長兼共同 CEO であるマーク ベニオフ氏によると、この戦略的パートナーシップの最初の重点分野は次のとおりです。
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ビジネス向けネイティブSalesforce iOSアプリ:SalesforceはAppleと連携し、Salesforceモバイルアプリを再設計します。Siriショートカット、Face ID、ビジネスチャットといったApple独自の機能を活用し、iOSならではのリッチなエクスペリエンスをお客様に提供します。また、SalesforceはiOS初となるTrailheadモバイルアプリも導入します。パートナー各社は、それぞれの顧客ニーズに応える、業界別および中小企業向けのiOSアプリも提供していきます。
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iOS 上で Salesforce 開発者を支援:Apple と Salesforce は、Apple のプログラミング言語 Swift に最適化された初の Salesforce Mobile ソフトウェア開発キット (SDK) を開発しています。このネイティブ SDK により、企業や開発者は Salesforce Lightning プラットフォーム上で iPhone および iPad 向けアプリを構築・展開できるようになります。
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開発者の学習とキャリアの成長を促進: 開発者の学習とキャリアの成長をサポートするために、Apple は、Swift を使用して Xcode でネイティブ iOS アプリを構築する方法を誰でも学べる新しい「Get Started with iOS App Development Trail」を開始します。
Dreamforce 2018にご参加のお客様は、Salesforce Campground(Moscone South Halls ABC)またはTrailhead Area(Moscone West Level 1)にて、AppleとSalesforceの新しいサービスをいち早くご覧いただけます。パートナーシップの詳細については、salesforce.com/apple または apple.com/business/partners をご覧ください。