Apple Carの噂はまだまだ続く。そして、Apple Botの噂も加わる。Appleは、ロボットによる車両充電の可能性を示唆する充電システムの特許（特許番号10,418,863）を出願した。
Appleは特許出願の中で、電源と電力を必要とする機器の間で電力を伝送する場合、通常はユーザーが手動で電源ケーブルを接続する必要があると述べています。他のシステムでは、ユーザーは電力を供給する機器をワイヤレス充電源に合わせる必要があります。
Appleは、こうしたシステムは位置ずれや操作ミスなどが発生しやすく、期待通りの効率で電力を供給することが困難、あるいは不可能になる可能性があるため、「扱いにくく非効率的」であると述べています。そのため、電力を使用する機器に電力を伝送するための改良されたシステムを提供できることが「望ましい」と述べています。
もちろん、この発明はApple Car以外のデバイスにも適用される可能性があります。ただし、そのようなデバイスが電気自動車である可能性については明確に言及されています。
特許の概要は次のとおりです。「モバイル充電装置は、バッテリーまたは電源コードを対象機器まで移動させるために使用できます。対象機器は、バッテリーを搭載した車両やその他の機器です。充電装置内の電源コードまたはバッテリーからの電力は、対象機器に電力を供給し、対象機器内のバッテリーを充電するために使用できます。」
充電装置は、電源コードを対象機器に接続したり、充電装置内のコネクタを対象機器に接続したり、コイルアンテナなどのワイヤレス電力伝送素子を使用して対象機器にワイヤレスで電力を伝送したりすることができます。センサーは、充電装置と対象機器間の位置合わせを容易にするために使用できます。また、センサーは、充電装置の経路にある異物を動的に検出し、回避するためにも使用できます。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。
