脚本家兼監督のアルフォンソ・キュアロンがアップルと契約

『ローマ』 『ゼロ・グラビティ』などの脚本・監督を務めたアルフォンソ・キュアロンが、Appleと包括的契約を締結した。ハリウッド・レポーター誌によると、キュアロンは複数年契約に基づき、Apple TV+ストリーミングサービス向けに独占的に新たなテレビ番組を制作・開発する。

キュアロン監督はアノニマス・コンテントとの非独占契約も維持し、厳選されたプロジェクトで同社と提携するとともに、他の協力者と共同で他のプロジェクトの製作も続ける予定だ。

キュアロンの長年のプロデューサーパートナーであるガブリエラ・ロドリゲスは、ロンドンに拠点を置くキュアロンの会社エスペラント・フィルモジの日常業務を監督することになる。

この契約は、Appleにとって大きな勝利と言えるだろう。特にキュアロン監督がNetflixに長編映画「ROMA/ローマ」というヒット作をもたらしアカデミー賞に複数回ノミネートされたことを考えるとなおさらだ。 

Apple TV+は11月1日に月額4.99ドルでサービス開始となります。ただし、新しいMac、iPad、iPhone、またはApple TVを購入すると、1年間の無料サブスクリプションが付きます。