顧客ロイヤルティに関しては、Appleが全企業のトップ

ブランドキーズ社による第22回年次2017年顧客ロイヤルティ・エンゲージメント指数によると、Appleは事業を展開するほぼすべての市場において顧客の期待に応えるトップ企業です。ニューヨークに拠点を置くブランドエンゲージメントと顧客ロイヤルティの調査コンサルティング会社ブランドキーズによると、このテクノロジー界の巨人はブランドエンゲージメントと顧客ロイヤルティの分野でトップを走っています。

Appleは、ノートパソコン、タブレット、スマートフォン、そしてオンライン音楽における顧客ロイヤルティと満足度において、最も優れた企業として評価されました。子会社のBeats by Dr. Dreは、ヘッドフォン部門でLGと並んで首位を獲得しました。

「ブランドエンゲージメントとは、特定のカテゴリーにおける消費者の購入経路の要因に対する期待をブランドがどれだけ満たしているかを測る指標です」と、ブランドキーズの社長であるロバート・パシコフ氏は述べています。「これらの要因と期待は、カテゴリー・イデアル(100%)を基準に測定することができ、消費者の期待に最も応えているブランドは、より高いロイヤルティと利益を生み出します。期待に応えられないブランドは、顧客と市場シェアを失うことになります。」

今年のブランドキーズCLEIは、自動車や市販のアレルギー薬からコンピューター、ファストカジュアルレストラン、小売、スマートフォン、アルコール飲料に至るまで、83カテゴリー740ブランドを調査しました。83カテゴリーのうち49カテゴリーで、ブランドエンゲージメントのリーダーシップが劇的に変化しました。カテゴリー全体では、消費者の期待は2016年比で23%上昇している一方で、ブランドの改善はわずか4%にとどまっており、消費者の求めるものとブランドが提供できるものとの間に大きなギャップが残っていると、パッシコフ氏は述べています。

2017年顧客ロイヤルティ・エンゲージメント指数調査では、米国9つの国勢調査地域に住む16歳から65歳までの消費者49,168名を対象に、自身が属するカテゴリーと顧客であるブランドを自己選択して調査を実施しました。70%は電話、25%は対面インタビュー(携帯電話のみの世帯を特定し、含めるため)、5%はオンラインでのインタビューを実施しました。