ロイター通信は、事情に詳しい匿名の関係者2人の話を引用し、来週開催される世界開発者会議で、アップルは2台のiPhoneで拡張現実を共有しながらサーバーに送信される個人データを制限できるツールを発表すると報じている。

記事によると、Appleはプライバシーへの懸念から、2人プレイのシステムをスマートフォン同士で連携するように設計したという。これは、プレイヤーの環境をスキャンしてクラウドに送信・保存する必要があるGoogleのシステムとは異なっている。
今週初め、ブルームバーグの情報筋によると、ARKit 2.0がWWDCでデビューし、仮想環境の共有機能が搭載されるとのこと。開発者は最新のコンピュータービジョン技術を活用し、インタラクティブなゲーム、没入型ショッピング体験、工業デザインなど、現実世界のシーン上に精緻な仮想コンテンツを構築できるようになる。
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