
Apple World Todayは、今日から5年間、Appleのニュース、レビュー、チュートリアル記事を世界中に提供してきました。毎年、私は読者の皆様に、サイトの現状、これまでの変更点、そして事業として生き残るために何が必要かなどをお伝えしてきました。
まあ、状況はそれほど良くはないですが、もっと悪くなる可能性もあるんです!「お金を稼ぐにはお金を使わなければならない」という古い格言があります。そこで昨年、AWTは読者数を増やすためにGoogle広告を購入しました。基本的に、AWTのようなウェブサイトは読者と広告を結びつけることで収益を得ています。読者が増えれば収益も増えます。ところが、私たちの広告実験の場合、毎月の費用が読者数と収益の増加を上回ってしまいました。言うまでもなく、その実験は終了しました。
AWT Deals Shopを運営するStackCommerceからも収益を得ています。昨年、週3回から日替わりセールに変更したことで、売上が多少向上しました。また、毎週配信しているメールからも収益を得ています(StackCommerceも当社の名義でメールを配信しています)。ここでも、配信数の増加が大きな要因です。メーリングリストへの登録者数が増えれば、潜在的な購入者が増え、ひいては売上も増加します。しかしながら、メーリングリストの規模は拡大するどころか縮小傾向にあります。より多くの方にメーリングリストに登録してもらえるよう、何かアイデアがあればぜひ教えてください。
スポンサー記事も収入源の一つです。AWTを潜在的なスポンサーにとってより魅力的なものにするために、スポンサー記事1件あたりの費用を引き下げ、複数購入割引を提供する必要がありました。昨年はスポンサーが増え、これは私たちの財務状況における数少ない明るい兆しの一つです。しかしながら、読者のインタラクションを増やすためにFacebookでスポンサー記事を宣伝しているため、スポンサー記事自体も費用の増加につながっています。
以前もお伝えしたように、Patreonを通じてAWTを支えてくださる熱心な方々が今も少数ながらいらっしゃいます。しかし、その収入源は微々たるものになってしまいました。長年にわたりご支援を賜り、誠にありがとうございます。 本日、私たちはPatreonを再び利用して支援を得られることを発表いたします。詳細は今週中にお知らせいたします。Patreonは数年前にいくつかの問題を抱えていましたが、ユーザーの声に耳を傾け、コミュニティサポートにおいて再び非常に有望な企業へと回復しました。2月11日(火)に投稿されるPatreonページへのリンクをご覧ください。
当初有望に見えた収益源の一つは、動画記事と広告でした。当初は収益は好調で安定していましたが、その後、説明のつかない理由で、以前の3分の1ほどにまで落ち込んでしまいました。広告パートナーがその理由を説明できなかったため、別のパートナーに切り替えました。その会社については、まだ結論が出ていません。
2019年にはポッドキャストから多少の収益を得ましたが、制作に費やした時間と労力に見合うほどではありませんでした。同様に、昨年は社内動画の配信を増やしようと試みましたが、視聴者数が低すぎて収益化に至りませんでした。
では、なぜ読者数は減少しているのでしょうか?それは競争の激化です。私たちは、啓発的で情報を提供する質の高い記事を豊富に取り揃えていると考えていますが、一つだけ問題があります。デニスと私は、Appleの存続が危ぶまれていた頃からAppleについて記事を書いてきました。当時は、Appleのことなど誰も気にしていませんでした。今では、専門分野に関わらず、あらゆる報道機関が、人々がAppleに関するコンテンツを読みたい、見たいと考えていることを知っています。私たちはもはや、数少ないApple関連のウェブサイトの一つではありません。「ハリウッド中心」のサイトがiPhoneの使い方のヒントを発信したり、旅行サイトでiPhoneでより美しい写真を撮る方法を解説する動画を配信したりしているのも見かけます。
デニスと私は長年Appleについて記事を書いてきましたが、これからも書き続けていきます。Apple World Todayは6年目も継続していきます。皆さんもぜひ、ご友人やご家族に当サイトをブックマークしたり、メーリングリストに登録したりして、ご協力をお願いします。読者を増やすためのアイデアがあれば、ぜひお知らせください。