COVID-19パンデミックによりiPadの売上は第1四半期で36.4%減少

インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)のワールドワイド・クォータリー・タブレット・トラッカーの暫定データによると、進行中のCOVID-19パンデミックにより、世界のタブレット市場の衰退がさらに進み、2020年第1四半期(1Q20)の世界出荷台数は前年同期比18.1%減の2,460万台に落ち込んだ。 

調査グループによると、デタッチャブルデバイスは主にiPadOSデバイスに牽引され、前年比56.8%増で引き続き成長し、市場シェアを拡大​​している一方、スレートタブレットの出荷台数は2019年第1四半期と比較して36.4%減少した。

IDCによると、2019年を通して出荷台数が多かったことと、第1四半期にCOVID-19の影響で工場が閉鎖されたことで、予想よりも生産台数が少なくなり、2020年第1四半期の販売台数が690万台と30.4%減少したものの、Appleは引き続きトップベンダーの座を維持しているという。しかし、miniを除くすべてのiPadに取り外し可能なキーボードが搭載されているため、同社は依然として取り外し可能な製品市場でトップの座を維持している。 

「これにより、Apple のタブレット製品ラインは、エンターテイメントだけでなく生産性にも応えられる製品として位置付けられる」と IDC は述べています。