フォックスコン、「iPhone 12」生産準備のため労働力を増強

テンセントテックが匿名の「業界チェーン筋」を引用して報じたところによると、フォックスコンの鄭州の主要生産エリアは、次期「iPhone 12」の生産に向けて労働力を増強することを検討しているという。

記事によると、台湾に拠点を置く請負業者が正確に何人の従業員を雇用するかは不明だという。鄭州にあるフォックスコンの工場の従業員数は大きく変動しており、閑散期には数万人、繁忙期には100万人に達することもある。

Display Supply Chain Consultants(DSCC)の5月のレポートで、Appleの次期iPhone 12ラインナップの詳細が明らかになった。レポートによると、5.4インチのiPhone 12(649ドルから)、6.1インチのiPhone 12 Max(749ドルから)、6.1インチのiPhone 12 Pro(999ドルから)、そしてiPhone 12 Pro Max(1,099ドルから)の4モデルがラインナップされるという。

DSCCによると、全モデルにSamsung、BOE、LG Display製のフレキシブルOLEDディスプレイが搭載されるという。また、ProおよびPro oMaxモデルにはXDR(エクストリーム・ダイナミック・レンジ)スクリーンが搭載されるとも報じられている。Appleは、これらのモニターのXDR性能を、フルスクリーン輝度1000nits、ピーク輝度1600nits、コントラスト1M:1、10ビットカラー、P3広色域約100%と規定している。DSCCによると、Pro Maxにはクアッドカメラシステム(LiDAR TOFカメラと12MPフロントカメラを含む)が搭載されるという。