アップルが「アップルグローブ」の特許を取得

Appleは、「Apple Glove」を伴う「ウェアラブルインタラクティブユーザーインターフェース」の特許(特許番号10,642,356)を取得しました。

コンピューティングシステムでは、ユーザーからの入力を受け取るためにユーザー入力デバイスが用いられることがあります。Appleによると、キーボードなどの従来のユーザー入力デバイスはレイアウトが固定または静的であるため、デバイスの適応性が制限されます。さらに、従来の入力デバイスは硬直的でユーザーから大きく離れている場合があり、その結果、入力デバイスの機能が制限されることがあります。 

Appleは、MacやiPadをApple Gloveで操作できる技術を開発中です。噂されている「Apple Glasses」の発売時に実現する可能性のある仮想現実システムでは、フォースフィードバックグローブを使って仮想オブジェクトを操作できるようになるでしょう。 

特許出願の概要は以下のとおりです。「実施形態は、ユーザ入力装置およびその使用方法に関する。一態様では、実施形態は、第1部分と第2部分を有する、ユーザに装着可能な柔軟な布地を含む。第1部分は、第2部分に対して移動可能であってもよい。実施形態はさらに、3次元空間内における第2部分の位置に対する第1部分の位置に基づいて入力構成を識別するように構成されたコントローラを含むことができる。実施形態はさらに、柔軟な布地に隣接して配置され、入力構成に基づいて触覚フィードバックを提供するように構成された触覚フィードバック構造を含むことができる。」 

AppleはApple製グローブに関連する特許を他に2件申請しています。残りの2件は、特許番号20190065024と2020026352です。