アップル、ディアドラ・オブライエンを人事担当副社長に任命

Appleは、ワールドワイドセールス&オペレーションズ担当バイスプレジデントのディアドラ・オブライエン氏を人事担当バイスプレジデントに任命し、CEOのティム・クック氏に直属すると発表した。これにより、オブライエン氏をはじめとするApple幹部は、人事に関わる必要がなくなる。 

冗談です。Appleで30年近く勤務するベテランであるオブライエン氏は、人材開発、採用、福利厚生、報酬、ビジネスサポートを含む人事部門のすべてを統括し、Apple Universityも監督します。

「私がAppleに在籍して以来、ディアドラはオペレーション、セールス、マーケティング、そして財務の各チームを結びつけ、お客様に製品をお届けする上で重要な役割を果たしてきました」とクック氏はプレスリリースで述べています。「ディアドラはApple独自の文化、そして人々が人生で最高の仕事をするためにAppleに入社するということを深く理解しています。彼女は素晴らしいリーダーであり、その経験と才能をこの重要な役割に活かしてくれることを大変嬉しく思います。」

オブライエンは1988年にAppleに入社し、現在では世界最高の製品を世界中のお客様にお届けすることに専念するグローバル組織を率いています。彼女の役割は、社内の様々な部門における卓越した連携とリーダーシップを必要とし、彼女のチームの働きによって、Appleは急速な成長と比類のない顧客体験の提供を同時に実現してきました。オブライエンは過去20年間、Appleのすべてのハードウェア製品の発売において重要な役割を果たしてきました。

「私はAppleを愛しており、多くの同僚と同じように、Appleを人生の仕事とできたことを光栄に思います」と彼女は述べた。「毎日素晴らしいことを成し遂げようと意欲を燃やす、世界中の12万人の才能豊かな人々をサポートするという、新たな章の始まりにワクワクしています。これほど多様性に富み才能豊かなチームと共に働き、彼らがAppleで活躍できるよう支援できることは、私にとって大きな喜びです。」

オブライエン氏はミシガン州立大学でオペレーションズ・マネジメントの学士号、サンノゼ州立大学でMBAを取得しています。彼女は今秋、新たな役職に就任する予定です。