Appleは教育市場への取り組みを刷新すべき時が来た。EdWeek Market Briefは本日、テクノロジー業界の巨人4社に対する教育者の認識、そして各社が互いに、そして教育に特化した主要4社とどのように比較検討しているかをまとめた独占レポートを発表した。このレポート「Amazon、Apple、Google、Microsoft:4つのテクノロジー巨人が教育テクノロジーのランドスケープをどのように再構築しているか」によると、小中高の教師や管理者に各社のデバイス、生産性向上ツール、そして生徒の成績向上能力について評価を求めたところ、Googleが常に最高評価を得ていることが明らかになった。
全国規模の1,000人のK-12(小中学校)教師と学区管理者を対象とした調査では、ほぼすべてのカテゴリーにおいてGoogleが圧倒的な勝者であることが明らかになりました。Googleは、他のテクノロジー大手であるApple、Amazon、Microsoftに勝利し、さらに調査対象となった教育業界の大手4社(Houghton-Mifflin Harcourt、McGraw-Hill、Pearson、Scholastic)も上回りました。
Google は K-12 学校をはるかに超えた事業を展開する大規模な多国籍企業ですが、調査結果からは教育者が Google を正真正銘の教育企業とみなしていることがうかがえます。

「教育関係者や業界アナリストは、Googleがシンプルで簡単に統合できる製品を求める学校のニーズに応えることで、市場で大きな地位を築いたと指摘しています」と、EdWeek Market Briefのシニアエディター、ショーン・カヴァナ氏は述べています。「一方、AppleとMicrosoftは、自社製品がGoogleよりも豊富な方法で教師と生徒のニーズを満たし、最終的には勝利を収めると確信しています。」
報告書の主な調査結果は次のとおりです。
- 教育者の半数以上(52%)は、学区内の生徒の学力向上のために8社のうちどの企業を選ぶかとの質問に対し、Googleを採用すると回答しました。次に多かったApple Educationを選んだのはわずか13%でした。Scholasticは9%で3位となり、調査対象となった教育関連企業4社の中では最も多くの選択肢となりました。
- Googleの低価格Chromebookは、米国の学校で最も多く教育目的で利用されている学校支給のデバイスです。教育者の42%が、Chromebookが学区や教室で最も多く利用されているデバイスであると回答しました。
- 生産性向上ツールといえば、G Suite/Google Classroomが圧倒的な人気を誇っています。教育者の3分の2以上(68%)が、これらのGoogle製品が学校関連の用途で最もよく利用している生産性向上ソリューションであると回答しました。一方、MicrosoftのOffice 365とClassroomについても同様の回答をした教育者は17%で、AppleのiWorkとClassroomはわずか1%でした。
- Googleの優位性は、近い将来に失われる兆しを見せていません。教育者の4分の3以上が、今後5年間でChromebookとGoogleツールを教育目的で「より多く」または「はるかに多く」使用すると予測しています。一方、その期間中に使用量が減少すると予測する人は5%未満です。
2017 年 4 月、EdWeek Market Briefと Education Week Research Center は、教育長、最高学術責任者、教育技術リーダーなど、K-12 教師と学区レベルの管理者約 1,000 名からなる全国を代表するサンプルに対してオンライン調査を実施しました。